
この度、アートホテル小倉ニュータガワ内日本庭園が、「旧豊山閣庭園(旧旅館田川)」として
2025年9月18日(木)をもちまして、国の「登録記念物(名勝地関係)」に正式登録されました。
名勝(めいしょう)とは、日本における文化財の種類のひとつで、芸術上または
観賞上価値が高いものについて、日本国および地方公共団体が指定を行ったものを指します。
当庭園は、明治22年、実業家で衆議院議員でもあった山本貴三郎の自邸庭園として築造され、
実業家・小林徳一郎の時代に「豊山閣」と命名、地域文化の拠点として茶会や俳句会に
利用されるなど、地域に開かれた場となっていました。
当ホテルの「旅館田川」時代、庭園は「松の名園」と称され、高度経済成長を遂げる
北九州・小倉の市街地の中にあって、景観美はこれまで高く評価されてきました。
明治・大正・昭和・平成・令和と、時代の変遷とともに庭園は受け継がれ、
今もなお池泉回遊式の日本庭園の美しい姿を留めています。
今回の国の登録記念物(名勝地関係)への登録は、明治期に北部九州特有の炭鉱経営者が造営した
庭園を元とし、その後時代を経て宿泊施設の庭園として現在まで良好に受け継がれてきたもので、
わが国の造園文化の発展に寄与した意義深い事例として高く評価されたものです。
当ホテルでは、既に登録有形文化財(建造物)に登録されている数寄屋建築3棟
(「菅生」「企救」「玄海」)とともに、今後も庭園の保存・活用に取り組みながら、
一般のお客様への公開・活用を続けてまいります。

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